夕暮れに 見えし星は一等星
私もなりたい 輝けるように

一番星が見え始める夕暮れ時。
輝いている一等星を見て、いつか私もこうなりたいと思ってた。なれないわけじゃない。
チャンスは山ほどあるのに、自分が臆病で。
人一倍輝いてみたかった。
今からでも遅くはない。
わかってる、自分に言い聞かせる。
一人で、一人だけで輝くのが淋しいだけ。
そう、それだけ。
空を仰ぎ、私は臆病な自分に言い聞かせる。
「輝いていたいと思ったのはあの人がいたからでしょう?何ためらってるのよ」
憧れの人が私に言ってくれたあの言葉。
「自分が輝けば、誰にだってわかる。居場所を教えられる。見つけてもらえる。 だから、私は道しるべのような存在になりたい」
私もなりたいと思う。
それにはまだ時間が必要で、ゆっくり時間をかければいい。
いつかあの人みたくなれればいいな、そして誰よりも輝ける人になりたい。
願いは、想いはきっとかなうから。
だから――――……


<解説>

もう御飯時。
そんな中、主人公は家路を歩きます。
頭上には夜空の星達が輝き、ふと思い起こす言葉がありました。憧れの女の先輩。
あぁ、こう言う人になりたいなと思っていた人の言葉。
立ち止まって夜空を眺めながらあの日のことが呼び起されます。
いつの間にか忘れてしまっていた自分。
決意を新たにして、彼女は家路へと戻っていく、そんな話です。
 


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